発電機・主電動機
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/23 09:07 UTC 版)
「国鉄キハ43000形気動車」の記事における「発電機・主電動機」の解説
本形式では、DMF31Hは芝浦製作所製MD37発電機直結されており、ここで得られた電力を用いて、キハの連結面寄り台車に各2基吊り掛け式で裝架されたMT26A形主電動機を駆動したが、最高速度は当時の文献でもさまざまで、120km/hを実現したともあるが、100km/hや95km/hとしているものもあり、キハ42000形のように高速試運転をした記録も残っていないため実力は不明である。 このMT26は同じく電気式気動車として設計された、キハニ36450形に搭載されたものと同一形式である。 なお、キハニ36450形と異なり発電機に補機用の出力がなく、キサハの台車に取付けられた歯車駆動の車軸発電機と、同じくキサハの床下の蓄電池により、機関始動、制御、電灯などの電力を賄う方式であったため、3両での運転が必須であった。
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