発見と構成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/08/13 05:25 UTC 版)
おおぐま座運動星団のすべての恒星は、銀河系においてほぼ同じ位置にあり、ほぼ同じ方向に、ほぼ同じ速度で動いている。含有する金属の構成もほぼ同じで、ほぼ同じ年齢と考えられている。 構成する星の年齢から、おおぐま座運動星団は約5億年前に原始星星雲から形成され、かつては散開星団であったと考えられている。その後、各恒星は散らばり、18~30光年の範囲に広がっている。地球から最も近くにある星団として知られている。 おおぐま座運動星団は、1869年にリチャード・アンソニー・プロクター(英語版)が、おおぐま座α星とおおぐま座η星を除く北斗七星を構成するすべての星が、いて座の同じ方向に向かって固有運動をしていることに気づき、発見された。すなわち、北斗七星は他の星座とは異なり、実際に関係のある星によって構成されている。
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