発見と学説史
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/09 14:45 UTC 版)
江戸時代初期の万治~寛文年間(1658~1672年)の発見とされ、土の中から掘り出されたとか、草むらに埋もれていたなどの説がある。発見当初から歌枕の一つである壺の碑(つぼのいしぶみ)であるとされ著名となった。俳人松尾芭蕉が元禄2年(1689年)に訪れたことが『奥の細道』で紹介されている。 碑文は様々に記録されたが異なる点が多く、現在読み取られる文面が判明したのは、仙台藩の儒者で史書編纂に従事した佐久間義和(佐久間洞巌)が、子の義方とともに拓本をとった元禄12年(1699年)である。
※この「発見と学説史」の解説は、「多賀城碑」の解説の一部です。
「発見と学説史」を含む「多賀城碑」の記事については、「多賀城碑」の概要を参照ください。
- 発見と学説史のページへのリンク