発明と設計
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/05 02:30 UTC 版)
「ニュートンのゆりかご」の記事における「発明と設計」の解説
近代的なニュートンのゆりかごの発明者については長く混乱があった。ニュートンのゆりかごを初めて名付け、定番の置き物として製作したのは、なんの証拠もなく、カナダの無名の設計者だと考えられていた。しかし1967年、英国人の俳優サイモン・プレブル(Simon Prebble)が、(今では一般的となった)ニュートンのゆりかごという名前を考案し、自身の会社で作られた木製の装置に対してそう命名した。最初、理解のない販売者からの抵抗があったものの、プレブルと彼の会社はロンドンのハロッズでニュートンのゆりかごの販売を始め、今につづく置物のマーケットを作りだした。 世界最大のニュートンのゆりかごはクリス・ボーデンによって作られ、アメリカ・ミシガン州のカラマズーにあるギーク集団が所有している。これは公開されており、科学と技術のデモのために使われている。このゆりかごは20個のボウリングの球からできていて、1つの重さは6.8kgで、天井の金属でできた枠から太い綱で吊るされている。この綱は6.1mもの長さがあり、この綱によって球は地上からおよそ1mの高さに吊られている。 また、衝突球が世界最大の大きさのゆりかごは、ウィスコンシン州のミルウォーキーにある小売店、American Science and Surplusに展示されている。それぞれの球の直径は26インチ (66cm) で、鉄の輪によって吊るされている。
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