病理組織所見
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/08 03:43 UTC 版)
「びまん性大細胞型B細胞性リンパ腫」の記事における「病理組織所見」の解説
組織像典型像ではリンパ節の正常構造が消失し、大型の腫瘍細胞がびまん性に増殖する。 免疫学的表現型B細胞マーカー(CD19, CD20, CD22, CD79a, PAX5)が陽性となるが、症例によってはいくつかが陰性になる。 Anaplasitc variantはCD30陽性が多い。 CD5陽性DLBCLはサイクリンD1陰性という点でマントル細胞リンパ腫のblastoid variantとは区別される。 Ki-67の陽性率は通常40%以上と高いが、バーキットリンパ腫(99%以上)ほどは高くないので鑑別点となる。 遺伝子検査 ― 病理組織のFISHなどで検査を行う濾胞性リンパ腫で見られるt(14;18)BCL2-IgHが約30%に見られる。 BCL6遺伝子を含む3q27領域の異常を約30%で認める。
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病理組織所見
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/13 17:14 UTC 版)
「角化嚢胞性歯原性腫瘍」の記事における「病理組織所見」の解説
表面が波状を示す錯角化重層扁平上皮(英語版)で裏装されている。上皮の基底面は平坦で上皮釘脚の伸長は見られない。また、立方形から円柱形の基底細胞の柵状配列が見られる。裏装上皮は乳頭間隆起を欠き、結合組織からの剥離傾向が強く、嚢胞壁内の嬢細胞や小上皮塊の存在とあわせて再発の原因とされる。
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