町村長
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 05:05 UTC 版)
町村長は町村会で選ばれ、町村会の議長も兼ねた。助役と共に無給の名誉職であったが、適任者がなかったり内部がもめたりして有給吏員を置く場合もあった。 初期の町村長には、庄屋、戸長の職を経験した者、あるいはその子孫が選ばれている。彼らの多くは県会、郡会にも進出し、上道村長稲賀龍二のように村長を務めながら、県会・郡会議員を兼ねた例もあった。 昭和前期戦時下の町村政を担当した町村長は苦悩の中に終戦を迎え、昭和21年(1946年)11月そろって公職追放を受けた。 昭和22年(1947年)4月には初の町村長選挙が行われ、公選町村長は終戦直後の多難な町村政に対応しながら、昭和29年(1954年)の6か町村合併を迎えた。
※この「町村長」の解説は、「境町 (鳥取県)」の解説の一部です。
「町村長」を含む「境町 (鳥取県)」の記事については、「境町 (鳥取県)」の概要を参照ください。
「町村長」の例文・使い方・用例・文例
- 町・村長のページへのリンク