町村金弥とその子孫
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/10 14:10 UTC 版)
金弥は2度結婚しており、先妻・後妻ともに山本怡仙の娘である。幕末越前国の歌人・橘曙覧は怡仙の従兄である。 金弥は5男5女がおり、長女・ことは山口県出身の教育者・林端に、次女・せんは広島県出身の士族で教育者の岡本半次郎にそれぞれ嫁いだ。金弥の5人の娘のうち2人が教育者の妻となっている。また、三女・幸子は下川美佐雄に、四女・春子は福井県出身の元早稲田大学教授・小林新に嫁いだ。また金弥の次男・誠は貿易業を営んだ。 だが町村家の家系形成で大きな役割を果たしたのは金弥の長男・敬貴と五男・金五である。町村家は牧場経営と政治という2本の太い柱によって家系が形成されていくが、敬貴の家系が牧場経営を引き継ぎ、金五の家系が政治家家系としての町村家を引き継いだからである。
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