瓜破村とは? わかりやすく解説

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瓜破村

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/23 06:33 UTC 版)

うりわりむら
瓜破村
廃止日 1955年4月3日
廃止理由 編入合併
茨田町長吉村瓜破村矢田村加美村巽町 → 大阪市
現在の自治体 大阪市
廃止時点のデータ
日本
地方 近畿地方
都道府県 大阪府
中河内郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 3,063
国勢調査、1950年)
隣接自治体 大阪市、松原市、中河内郡長吉村、矢田村
瓜破村役場
所在地 大阪府中河内郡瓜破村大字東瓜破
座標 北緯34度36分04秒 東経135度33分14秒 / 北緯34.60119度 東経135.554度 / 34.60119; 135.554座標: 北緯34度36分04秒 東経135度33分14秒 / 北緯34.60119度 東経135.554度 / 34.60119; 135.554
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瓜破村[1](うりわりむら)は、大阪府中河内郡にあった

河内国の端部の一つで、現在の大阪市平野区瓜破各町にあたる。

地理

歴史

村名の由来には道昭が当地で偶然得た天神尊像にちょうど手元にあったウリを供えたが、割れてしまったことに由来する[2]という説[注釈 1]や、当地の住民が空海にウリを進上した説がある。

沿革

行政

村長

村長は以下の通りである。

  • 森本善作[1]

経済

産業

農業

産物[1]。『大日本篤農家名鑑 第1冊 明治43年5月』によれば、瓜破村の篤農家は森本、中井などがいた[6]

企業
  • 中河内郡常設家畜市場[7]

人口

1930年に刊行された『市町村治績録 改訂第2版』によると、戸数411、人口2054[1]

地域

施設

交通

鉄道路線

現在は旧村域にOsaka Metro谷町線喜連瓜破駅が所在するが、当時は未開業。

道路

現在は旧村域を阪神高速14号松原線が通過するが、当時は未開通。

脚注

注釈

  1. ^ 当村にある瓜破天神社がウリの割れた場所だとされている[3]
  2. ^ 現在の長居公園通から瓜破小学校に至るまで、かなり広範囲を接収された。大正飛行場(現在の八尾空港)に近く、航空機の移出が容易であったことが理由とされる。終戦3年後に返還運動を起こり、返還された。

出典

  1. ^ a b c d e 『市町村治績録 改訂第2版』大阪府25頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2025年7月1日閲覧。
  2. ^ 谷川 2015, p. 157.
  3. ^ 谷川 2015, p. 156.
  4. ^ ダイキン工業株式会社社史編集室『ダイキン工業50年史』,1974年
  5. ^ [大阪国際平和センター]『戦争と平和 : 大阪国際平和研究所紀要 1(1)』,1992年
  6. ^ 『大日本篤農家名鑑 第1冊 明治43年5月』193頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2025年7月1日閲覧。
  7. ^ 『帝国銀行会社要録 附・職員録 大正6年(第6版)』大阪府97頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2025年7月1日閲覧。

参考文献

  • 大日本篤農家名鑑編纂所 編『大日本篤農家名鑑 第1冊 明治43年5月』大日本篤農家名鑑編纂所、1910年。
  • 帝国興信所 編『帝国銀行会社要録 附・職員録 大正6年(第6版)』帝国興信所、1917年。
  • 日本自治協会 編『市町村治績録 改訂第2版』日本自治協会、1930年。
  • 角川日本地名大辞典 27 大阪府』。
  • 谷川彰英『47都道府県・地名由来百科』丸善出版、2015年。ISBN 978-4-621-08761-9 

関連項目




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