環状線化
環状線化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 23:25 UTC 版)
1963年(昭和38年)4月1日に一級国道と二級国道の再編が行われたときに、それまでの二級国道127号館山千葉線の一部(木更津 - 千葉間)と二級国道129号東京環状線を一級国道16号に統合し、同時に横須賀市街 - 走水間と木更津市 - 富津市間の道路が国道指定され、一級国道16号は横浜市を起終点とする路線となった。二級国道127号の残余区間は、そのまま二級国道127号館山木更津線として再指定され、二級国道129号は平塚市 - 相模原市間の主要地方道が昇格して「二級国道129号平塚相模原線」に再指定された。二級国道2路線が一級国道16号に組み込まれた理由は、1962年(昭和37年)に当時の建設省が富津 - 走水間に巨大橋梁を架けるプランである東京湾口道路構想を打ち出し、この布石として一級国道16号を東京湾と都心を中心とする環状路線として指定したからである。 1965年(昭和40年)4月1日の道路法改正によって国道の一級・二級の区分がなくなり、すべて一般国道へ再編されたため、「一級国道16号」から「一般国道16号」となる。
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