現象学関連学会と世界現象学研究所の創設
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「アンナ=テレサ・ティミエニエツカ」の記事における「現象学関連学会と世界現象学研究所の創設」の解説
ティミエニエツカは次に挙げるようにいくつもの現象学関連学会を創立した。1969年に国際フッサール現象学研究協会(International Husserl and Phenomenological Research Society)、1974年に「国際現象学・文学協会(International Society for Phenomenology and Literature)」、1976年に「国際現象学・人間科学協会(International Society for Phenomenology and the Human Sciences)」、1993年に「国際現象学・美学・美術協会(International Society of Phenomenology, Aesthetics, and Fine Arts)」、1995年に「イベロアメリカ現象学協会(Sociedad Ibero-Americana de Fenomenologia)」。最初の3つの協会は、1976年に世界先端現象学研究・学習研究所(World Institute for Advanced Phenomenological Research and Learning)を創設する際の基礎となった。研究所の設立は次の人物の支援を受けた。ローマン・インガルデン、エマニュエル・レヴィナス、ポール・リクール、ハンス=ゲオルク・ガダマー、そしてカトリック・ルーヴァン大学(ベルギー)にあるフッサール文庫の所長ヘルマン・レオ・ヴァン・ブレダ。創立以来、アンナ=テレサ・ティミエニエツカは同研究所の所長を長年にわたって務めた。 「世界現象学研究所(World Phenomenology Institute)」の所長として、ティミエニエツカは数多くの現象学関連の学術会議やシンポジウムを企画してきた。
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