現行の大会規定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/25 23:38 UTC 版)
「全日本おかあさんコーラス大会」の記事における「現行の大会規定」の解説
出場資格のある合唱団は、連盟の正会員たる各都府県(北海道は地区)の合唱連盟に加盟している、主として成人女性で編成された8名以上の女声合唱団である。 全国大会への出場団体を決めるため、連盟の9支部において予選にあたる支部大会が行われ、支部大会で優れた演奏をして選考委員の推薦を受けると全国大会に出場することができる。推薦基準は全国統一ではなく、各支部独自で決めることとされている。全国大会への出場団体数は、各支部の参加団体数によって決められる。 全国大会は毎年会場が異なっていて、連盟の理事会で開催会場が決定される。各団体の演奏時間は曲間も含めて8分以内で、曲目、伴奏楽器は自由である。課題曲は定められていない。5名の選考委員による選考により、各日ごとに総出場団体の約3分の1程度の優秀な団体に「ひまわり賞」、ひまわり賞以外で優秀な演奏を披露した団体に「おかあさんコーラス賞」が贈られる。1981年から1998年までは2日間を通しての最優秀団体に「グランプリ」が贈られていた。グランプリは一度廃止されたが、2018年より再度選ばれることとなった。 優秀団体の選出は選考委員によって行われるが、瞬間的な芸術を見逃すことがないよう、選考委員には演奏曲の楽譜が用意されない。選考委員は全日本合唱連盟理事が必ず1名入る以外は、指揮者や声楽家、作曲家などの音楽家のほか、演出家等舞台芸術を総合的に判断する人物が選考委員として招かれている。
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