現場監修
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/10 04:15 UTC 版)
建設段階でも、中村元は現場監修にしばしば訪れ、事業費の切り詰めのために、水族館機能の根幹を除いて、役所の担当課や施工業者が唖然(あぜん)とするほど仕様や設備などのグレードを落とした。報道では以下のように表現される。 壁の板を薄くしたり、施設の裏側は裸同然のままにしたり、化粧板を使わず塗料を塗ったり。そんな工夫で3千万円削った。(中略)水槽の高さや配置、展示方法など、中村さんや職員から次々注文がつき、設計業者が音を上げたほどだった。 —『朝日新聞デジタル』 2013年4月3日 北見市民も建設費の削減に協力し、擬木は高価なため使えないので造林業者が原木を提供したり、展示される池(四季の水槽)の河川林の草木植栽を職人がボランティアで行ったりした。「四季の水槽」の石積作業は水族館の現場職員が自ら行った。
※この「現場監修」の解説は、「山の水族館」の解説の一部です。
「現場監修」を含む「山の水族館」の記事については、「山の水族館」の概要を参照ください。
- 現場監修のページへのリンク