現在でも主権国家ではない領土
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/07/16 14:51 UTC 版)
「アメリカ大陸の脱植民地化」の記事における「現在でも主権国家ではない領土」の解説
現在でもヨーロッパ諸国に管理されているアメリカ大陸の地域 アンギラ (イギリス) アルバ (オランダ) バミューダ諸島 (イギリス) イギリス領ヴァージン諸島 (イギリス) ケイマン諸島 (イギリス) フォークランド諸島 (イギリス) フランス領ギアナ (フランス) グリーンランド (デンマーク) グアドループ (フランス) マルティニーク (フランス) モントセラト (イギリス) オランダ領アンティル (オランダ) サン・バルテルミー島 (フランス) サン・マルタン島 (フランス) サンピエール島・ミクロン島 (フランス) タークス・カイコス諸島 (イギリス) さらに、元スペイン植民地のプエルトリコと元デンマーク領西インド諸島(現在名はアメリカ領ヴァージン諸島)はアメリカ合衆国の未編入領土となっている。 アメリカ大陸に残っている主権国家ではない領土は選択によってその状態を保っており、ある程度の自治が許されている。それでも国際連合非自治地域リストに載っているものがあり、議論の対象になっている。例えば、アルバは1986年1月1日にオランダ領アンティルから分離し、オランダ王国の別の自治を行う一員になった。1996年まで続いた完全独立を求める運動も1990年のアルバの要請で止められた。フランス領ギアナ、グアドループ、およびマルティニークはフランスの植民地と考えられていないが、フランスの海外県としてフランス本国に組み入れられている。グリーンランドは1979年に自治政府を樹立し、ECからも離脱した。現在のグリーンランドは、高度な自治を擁し自立傾向にある。
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