現代に於ける代表的な歩兵の区分
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 03:32 UTC 版)
「歩兵」の記事における「現代に於ける代表的な歩兵の区分」の解説
ポイントマン 前方警戒を行いながら部隊を先導する歩兵(斥候)を指す。 小銃手(ライフルマン) 小銃を主たる武装とした歩兵。小銃は歩兵銃とも呼ばれ、最も基本的な武器と言える。現代ではアサルトライフルが一般的。 衛生兵 戦闘において負傷兵に応急処置を施す兵士を指す。一般の歩兵と行動を共にするほか、作戦地域からやや離れた地点で待機する場合もある。純粋な戦闘員ではないが、自衛目的の武器を携行・使用することが認められている。 通信兵 戦闘中でも部隊外と通信するため、トランシーバーを携行した(中くらいの可搬型機器を背負っている)歩兵を指す。 狙撃兵・選抜射手 戦闘において比較的遠距離から狙撃を行う歩兵を指す。特に狙撃用スコープ付小銃(狙撃銃)を持つ兵。選抜射手は一般の歩兵と行動を共にする狙撃手で、射撃に秀でた小銃手ともいえる。 機関銃手 分隊支援火器や汎用機関銃で武装して、火力支援や制圧射撃を行う歩兵を指す。 擲弾手 擲弾発射器で火力支援を行う歩兵を指す。一般歩兵に随伴する場合には、小銃に固定式のグレネードランチャーを取り付けるか、専用の擲弾銃が用いられる。 対戦車特技兵(対戦車兵器手) 対戦車ミサイルやロケットランチャー、携行無反動砲などの携帯式対戦車兵器を運用する歩兵を指す。 対空特技兵(SAM手) FIM-92 スティンガーや9K32 ストレラ-2などの携帯式地対空ミサイルを運用する歩兵を指す。 迫撃砲兵 迫撃砲を運用する歩兵を指す。迫撃砲は口径により複数種類が採用されていることがほとんどで、大口径のものほど、より上級部隊の管理下に置かれる。
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