狐物語群
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/11 07:41 UTC 版)
狐物語群(きつねものがたりぐん、英語: Reynard Cycle)はキツネとその他の動物を擬人化してヨーロッパの中世に語られた長編詩の物語群で、ラテン語、オランダ語、ドイツ語、フランス語、英語版などが作られた。
- ^ 英語全訳:Jill Mann (Translator), Ysengrimus (Dumbarton Oaks Medieval Library - Harvard University Press, 2013)
- ^ ラテン語・英語併記:J. Mann, Ysengrimus: Text With Translation, Commentary, and Introduction (Brill Academic Publications, 1997)
- ^ Ysengrimus - Medieval Latin beast epic and translation
- ^ The History Of Reynard The Fox by William Caxton (translator)
- ^ 内田百閒の小説『贋作吾輩は猫である』において、主人公猫の参加した猫たちの協議會の場で、座長猫は、ライネケ狐に騙されて片目を潰される羽目になるヒンツェ猫の話を語っている。中勘助・内田百閒『中勘助・内田百閒集』(現代日本文學全集 75)筑摩書房 1956年、300頁。
- ^ The Project Gutenberg EBook of "Reineke Fuchs", by Johann Wolfgang von Goethe
- ^ The History Of Reynard The Fox by Frederick Startridge Ellis (Author), Walter Crane (Illustrator)
- ^ The Tale of the Fox (IMDb)
- ^ 『イセングリムス : 狼と狐の物語 : 中世ラテン語動物叙事詩』 (鳥影社、2014年)
- ^ 『狐物語』 (岩波文庫、2002年)
- ^ 『狐の裁判』 (いろは書房、1919年) 最後にライネケが死刑になるのは翻訳者の創作
- ^ ヴォルフガンク・フォン・ゲーテ著『きつねのライネケ』 (岩波少年文庫、2007年)
- ^ レオポルド・ショヴォー(Léopold Chauveau)編『きつねのルナール(世界傑作童話シリーズ) 』(福音館書店 、2002年)
- ^ 『きつねライネケ』の五百年 ~源流・発展・日本への移植~ 八木 浩
[続きの解説]
「狐物語群」の続きの解説一覧
- 1 狐物語群とは
- 2 狐物語群の概要
- 3 ヨーロッパ狐物語群の日本語翻訳
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