犯罪被害者保護制度とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > 犯罪被害者保護制度の意味・解説 

はんざいひがいしゃほご‐せいど【犯罪被害者保護制度】

読み方:はんざいひがいしゃほごせいど

刑事裁判の手続きにおいて、犯罪被害にあった人やその家族配慮し保護を図ることを目的として定められ制度刑事訴訟法犯罪被害者保護法などによって、証人負担軽くする措置被害者等による意見陳述検察審査会対す審査申し立て裁判手続き傍聴のための配慮訴訟記録閲覧および謄写民事上の争いについての開示訴訟手続きによる和解被害者等が刑事裁判参加する制度被害者に関する情報保護損害賠償請求関し刑事手続き成果利用する制度などが定められている。

[補説] 証人負担軽くする措置として、性犯罪被害者年少者などの場合保護者カウンセラー付き添い証人被告人傍聴人の間に衝立を置くことによる遮蔽(しゃへい)、証人別室にいてテレビモニター通して証人尋問を行うビデオリンク方式などがある。被害者に関する情報保護として、性犯罪被害者氏名住所などは、公開法廷明らかにないよう配慮求めることができる制度がある。なお、犯罪被害者補償制度および犯罪被害者給付制度は、殺人傷害などの犯罪によって死亡した被害者遺族重大な傷害受けた被害者本人に、国などが給付金支給するもので、本制度とは別の制度である。→被害者参加制度




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「犯罪被害者保護制度」の関連用語

1
犯罪被害者保護法 デジタル大辞泉
76% |||||

2
犯罪被害者給付制度 デジタル大辞泉
76% |||||

3
損害賠償命令制度 デジタル大辞泉
58% |||||

4
14% |||||

5
12% |||||

6
12% |||||


犯罪被害者保護制度のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



犯罪被害者保護制度のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館

©2024 GRAS Group, Inc.RSS