特級呪物

実用日本語表現辞典

特級呪物

特級呪物（とっきゅうじゅぶつ）とは、非常に強力な呪いの力を持つ物体や存在のことである。この種の呪物は、持つ者や周囲に対して大きな影響を与えることがあり、その取り扱いには特に注意が必要である。特級呪物は通常、古代の儀式や呪術に関連し、誤って使用すると大きな災害や事故を引き起こす可能性がある。

呪術廻戦における特級呪物

『呪術廻戦』において、特級呪物は物語の重要な要素となっている。代表的な特級呪物としては以下のものがある：

両面宿儺の指：呪いの王である宿儺の指であり、非常に強力な呪力を持つ。全ての指を揃えることで宿儺が復活する。
獄門疆（ごくもんきょう）：絶対封印の力を持つ立方体の呪物で、封印された者は内部で時間が停止する。
呪胎九相図（じゅたいくそうず）：史上最悪の呪術師によって作られた半霊半人の混血児で、強力な呪力を持つ。
これらの特級呪物は、呪術廻戦の世界において非常に重要な役割を果たしている​。

スラングとしての使い方

特級呪物という言葉は、現代のネットスラングとしても使われることがある。この場合、特級呪物は何か非常に厄介で手に負えないものなど人から特に忌避されるもの、もしくは非常に希少で価値のあるものを指すことが多い。例えば、「あのプロジェクトは特級呪物だ」と言えば、非常に難解で解決が難しい上に、なるべく関わりたくない問題を指すことになる。

（2024年5月15日更新）