特殊救急車
この特殊救急車(スーパーアンビュランス)は、救急車として患者搬送を行えるほか、大規模災害及び多数傷病者発生時等の災害現場でボディを左右に拡張することにより、フラットな床面が最大約40m2(最大ベット数8床)に広がり、救護所としての機能を有しています。 |
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![]() 拡張した状態の室内 |
![]() 拡張した状態 |
この特殊救急車は、特殊な災害や特別な傷病者が発生したときに活用するもので、感染症患者搬送用カプセル型ストレッチャー(アイソレータ)が後部ドアから油圧式昇降装置(リフト)を利用し積載できるほか、感染防止対策として運転室と傷病者室の間を隔壁により完全分離しています。 また、現場救護所としての運用を考慮し、作業照明灯(2基)や自動展開式のサイドウォーニング装置(張出式天幕)を装備し、救急活動能力と機能性の向上を図っています。 |
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特殊救急車(スーパーアンビュランス)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 10:11 UTC 版)
「日本の救急車」の記事における「特殊救急車(スーパーアンビュランス)」の解説
ボディを左右に拡幅することで左右各4床、計8床のベッドを有する救護所として大規模災害や多数傷病者が発生した時に活躍する車両。通常状態でも救急車として患者搬送 することができる。その為、サイレンアンプも通常の救急車と同じピーポーサイレンを装備している。かつては2台所有していたが、2021年に1台引退したことで、現在は残る1台のみが現存。
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