特殊なセンタリング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/04 04:03 UTC 版)
アーリークロス:相手の守備が戻りきらないうちに、ディフェンスラインとゴールキーパーの間を狙って浅い位置から入れるセンタリング。ディフェンスラインの裏へセンタリングされた場合、相手ディフェンスは後ろへ下がりながら守ることになり、ボールとフォワードの選手を同時に捉えることが難しくなる。そのため、相手のマークを外したりディフェンスの裏へ飛び出すといったことが簡単に出来るようになるが、一方で斜め後ろからのボールとなるためシュートへ持ち込むのが難しい。ヨーロッパではカウンター型のチームが多用する傾向があり、デビッド・ベッカムなどが得意とすることで知られる。 グラウンダーのクロス:地面すれすれを這うセンタリング。グラウンダーでセンタリングを出した場合はディフェンスの隙間を縫って通り抜けるコースに出さなければならないので非常に正確なキックが必要である。速いグラウンダーのクロスは反応するのが難しく守備側の選手にとっても攻撃側の選手にとっても難しいボールとなるが、ピンポイントでフォワードに合わせることが出来ればゴールキーパーも反応できず強力な攻撃となる。
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