物語の舞台・モデル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 17:48 UTC 版)
「思い出のマーニー」の記事における「物語の舞台・モデル」の解説
企画の初期段階の打ち合わせに参加した宮崎は、舞台を瀬戸内海でイメージしていたが、宮崎の描く絵が『崖の上のポニョ』に似ていたため、イメージが違うと米林が舞台を北海道の湿地に決めた。釧路(釧路湿原)・根室・厚岸(藻散布沼)などでロケハンを行い、それらを基にした架空の海辺の町と設定されている。北海道を舞台、モデルにした初のジブリ作品である。米林は「原作に『真珠色の空』という表現がある。本州よりも北海道のひんやりした空がぴったりかなと感じた」と話している。また、マーニーの住む「湿っ地屋敷」にもモデルは存在し、制作初期におけるイメージスケッチの参考にされた、軽井沢にある別荘「睡鳩荘」(旧朝吹家別荘。ウィリアム・メレル・ヴォーリズ設計)が知られている。
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