牧玲睦(まき れいぼく)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/04 16:00 UTC 版)
「男たちの好日」の記事における「牧玲睦(まき れいぼく)」の解説
主人公。千葉・外房の網元の息子。「ヘビじゃ!おれの苦手なヘビじゃ!」などことあるごとに、自分がヘビを苦手にしていると叫ぶ。酒も苦手。鮭の皮が大好物。通称「房総の風雲児」「日本の産業王」。初登場時の年齢は17歳。当初はかじめ焼きをサボって海女さんの裸を覗き見したり、授業中にあくびをするなど不真面目な態度が目立ったが、母のアルゼンチンバックブリーカーにより改心。以後は母のかじめ焼きの手伝いをするようになる。母の壮絶な戦死を見届けた後、彼女から教わった日蓮上人の言葉「われ日本の柱とならん」を胸に刻み、「国の柱」を目指し村のかじめ焼きの指揮を引き継ぐ。西洋スーツの男(火野薫)、岩源(岩崎源蔵)といった強敵たちとの対決を乗り越え、地元の漁師を一つにまとめヨード工場の建設に着手する。青年編では27歳にして総武沃度株式会社の社長として房総一円を率いる身となったが、第一次世界大戦終結によりヨードの需要が激減し窮地に陥る。総武沃度の倒産により杉井商店へと身を寄せた玲睦は、地元の反対運動により工事が難航している中瀬川ダムの作業現場へ所長として赴任。山の男たちとの新たな戦いの中へと身を投じ「国の柱」を目指し続ける…。
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