煮色仕上げ後の色合い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/10 08:46 UTC 版)
純銅(素赤) 小豆色、赤褐色 黒味銅(くろめどう、くろみどう)/山金(やまがね)とも呼ばれ、近代精錬技術が開発される以前の不純物が混ざったままの銅である。近代では銅に白目(銀・銅・鉛などの精錬で出る鉱滓(スラグ)でヒ素やアンチモンなどを含む)を加えて作られている。銅純度は97%ほどで濃い茶色になる。 銅と銀の合金、四分一(しぶいち) 白四分一 :銀色に近い白色、鼠色掛かっている。 上四分一 :独特の鼠色に発色、灰色、並四分一よりも明るい。 並四分一 :上四分一よりも暗い鼠色に発色、暗い灰色。 黒四分一 :黒っぽく光沢のある灰色に発色する。 銅と金の合金、 赤銅(しゃくどう) :青みがかった黒色、黒紫色、烏の濡れた羽のようであることから烏金(からすがね)とも呼ばれる。 赤銅一分挿し(金1%):漆黒。 赤銅三分挿し(金3%):少し青みがかった黒。 赤銅五分挿し(金5%):青みがかった黒。 紫金(むらさきがね)(金7-10%):紫味を帯びた黒。
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