無料巡回図書館の新設
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 10:52 UTC 版)
「大日本国民中学会」の記事における「無料巡回図書館の新設」の解説
1901年(明治43年) の「東京市教育会雑誌』に「地方巡回図書館新設 」と題する記事がある。[第二期の大発展と共に巨額の資本を投じ大規模の巡回図書館を新設し数千冊の著名なる書籍 並びに新刊雑誌数十種を備付け、同 会々員には無料にて閲読せしむと云ふ] 大日本国民中学会は新聞雑誌上で盛んな広告活動を繰り広げていたが,その広告文面中にも,1902年(明治44年)以降、図書館の簡単な紹介が掲載されるようになる 。[会内(神田本部)に 図書館を設け在東京会員は自由に来りて所蔵の図書雑誌を閲覧するを得可] また、[今回、地方巡回文庫を設け、地方会員の希望により新古の図書を貸付するの制を定めたり」(引用;[東日』明治44/3/9 ) [本会は、(中略)地方会員には地方巡回文庫の制により、有益なる図書を一回数十部づつ無料貸付の特典あり] (引用;『東京朝日』大正2/1/1 )
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