火力システム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/18 09:52 UTC 版)
「アブサロン級多目的支援艦」の記事における「火力システム」の解説
砲熕兵器は固定装備とされており、前甲板にMk.45 5インチ単装砲が1基、艦橋直前と後部ヘリコプター格納庫上の上部構造物上にそれぞれエリコン・ミレニアム 35mmCIWSを1基(計2基)搭載する。 ミサイル装備はスタンフレックス化されており、船体中部の兵装甲板に5ヶ所のスタンフレックス・モジュール・スロットが設定されている。通常は、ハープーン艦対艦ミサイルの4連装発射筒を搭載した対水上戦モジュールを2基、12セルのMk.56 VLSを搭載した対空戦モジュールを3基搭載する。Mk.56 VLSからはESSM個艦防空ミサイルを運用するが、この射撃指揮には、主砲用と兼用で、CEROS 200射撃指揮装置を使用する。本級は、合計で4基の射撃指揮装置を搭載する。 また、スタンフレックス・モジュールとは別に、MU90短魚雷用の連装発射管2基を兵装甲板の両舷に備えている。
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