潜水艦殉難者碑
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/26 10:14 UTC 版)
「釈迦院 (大阪市)」の記事における「潜水艦殉難者碑」の解説
境内には1923年に殉難した潜水艦第70号の殉職者を供養する石碑と如来像がある。同年に新造された潜水艦第70号は淡路島沖で試験潜水中、機関故障の為浮上する事が出来ず、海軍将兵46人と川崎造船所の従業員42人の計88人が死亡した。 同寺では3回忌にあたる1925年に如来像を建立して供養し、台座の銅板に殉難者の名前を刻んだ。銅板は大阪大空襲で被損し、盗難により行方不明となったが、如来像は再建され、現在に至る。 境内にはその他、ソ連の客船、「プリアムーリエ号」の火災事故で犠牲となった人々を追悼するための銅像が2011年まで安置されていた(同年老朽化により撤去。現在は同船が被災した大阪港の中央突堤の岸壁に像のパネルが入った石碑が設置されている)。
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