準決勝について
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「ユーロビジョン・ソング・コンテスト」の記事における「準決勝について」の解説
2004年大会からは、「準決勝」と呼ばれる予選が導入された。当初、準決勝はユーロビジョン・ウィークの水曜日に行われ、協定世界時で土曜日の19時から行われる決勝と同様の形式で行われた。準決勝で順位の高かった参加曲は決勝への進出が認められ、順位の低かったものはそこで敗退となる。2005年から2007年までは、準決勝は木曜日に行われた。 自動的に決勝進出が認められているBig 4を除き、決勝で順位の高かったほうから10箇国は、翌年の準決勝への参加なしに決勝への参加が認められた。ドイツなどのBig 4の国が10位以内にあった場合は11位以降も含めて、上位から順にBig 4以外の10箇国に入った国は翌年は決勝からの参加となった。その他の国々は準決勝からの参加とされた。 2007年9月、欧州放送連合の50回目の定例会合が行われ、翌年の2008年大会からは2つの準決勝を行うことが決定された。2008年以降、前年大会での順位は考慮に入れられず、Big 4と主催国以外は全ての国が準決勝から参加することが決められた。主催国、並びにドイツ、フランス、イギリス、スペインのBig 4の国々のみが、準決勝なしに決勝に参加できるものとされた。 2つの準決勝では、それぞれに参加する国々によって決勝同様に投票が行われ、決勝に進出する国が決まる。自動的に決勝に進出する5箇国は準決勝には参加しないが、2つのうちどちらかの準決勝では投票に加わる。この5箇国のうち、どの国がどちらの準決勝で投票するかは事前に決定される。決勝では、決勝に参加していない国々も含めて全ての国が投票を行う。 準決勝での投票が終わった後、順位の高かった国々が決勝への参加を認められる。完全な投票結果は決勝が終わった後に欧州放送連合のウェブサイトで公開される。
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