準好気性埋立システム
準好気性埋立 (Fukuoka Method)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/03 15:39 UTC 版)
「最終処分場」の記事における「準好気性埋立 (Fukuoka Method)」の解説
日本標準の方式で、1975年に福岡県で実用化された。集排水管から浸出水を排除し続け、ごみの発酵熱による自然対流で空気を流入させる。この曝気効果により好気生分解がされ、浸出水のBODが好気性埋立同様、急速に低下する。集水ピットを常時空にできる設計とし、運営上も埋立地堰堤内部を水没させたままにしないよう、注意する。後段の水量調整設備や水処理施設の能力が不十分だと、融雪や豪雨による浸出水を速やかに排除する事が出来ないため、管内に空気が入らず、準好気状態を維持できなくなる(悪循環に陥る)
※この「準好気性埋立 (Fukuoka Method)」の解説は、「最終処分場」の解説の一部です。
「準好気性埋立 (Fukuoka Method)」を含む「最終処分場」の記事については、「最終処分場」の概要を参照ください。
- 準好気性埋立のページへのリンク