源空、証空等自筆消息
主名称: | 源空、証空等自筆消息 |
指定番号: | 599 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1965.05.29(昭和40.05.29) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 古文書 |
ト書: | 紙背結縁交名 |
員数: | 2巻 |
時代区分: | 鎌倉 |
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解説文: | 興禅寺の木造阿弥陀如来像は鎌倉前期の制作とみられるが、その胎内から昭和三十七年四月に納骨器とともに如来像造立の結縁交名【けちえんこうみよう】の文書が発見され、その裏に法然上人源空や門弟證空等の自筆消息がしたためられてあった。法然上人の筆跡はこれまで不詳であったため、それが明らかになったことはきわめて重要で、その歴史的意義は大きい。なお、阿弥陀如来像および納骨器は本件の附【つけたり】として指定された。 また、これによって、古くから京都府清凉寺に伝わった有名な熊谷直実あての源空、證空の自筆消息も真跡として確認され、今回ならんで重要文化財に指定された。 |
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