港の改良
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/13 05:16 UTC 版)
鉄道が建設されているのと同時期、港に対してもさらなる改良が行われており、港の東側に2番目の埠頭としてアルバート埠頭が1853年に完成してさらに船積みを改善した。そして旧埠頭に灯台が1855年に建設された。シリー諸島蒸気船会社が1858年に開設されて、SSリトル・ウェスタンという蒸気船を初めてこの航路に就航させた。1870年にはウェスト・コーンウォール蒸気船会社(英語版)がこの航路に参入し、翌年シリー諸島蒸気船会社を買収した。 1853年、王立救命艇協会が救命艇を1隻、この町に配備した。これは1812年以来のことであった。ペンリー救命艇基地を設立する最初の段階として、ワトソンクラスのエリザベス・ブランチ (Elizabeth Blanche) がニューリンに移管された1908年まで救命艇の基地があった。プロムナードそばのジェニングス通りに1885年に建設されたボートハウスは、王立救命艇協会の活動を宣伝する目的で今も使われている。乾ドックや工場などがあることから、ペンザンスは灯台や灯台船の修理を行うトリニティ・ハウスが西部の基地としており、スタートポイント(英語版)からトレヴォース岬(英語版)までを担当している。これは1866年10月に港に隣接して開設され、そのブイ収納庫はトリニティ・ハウス国立灯台博物館となったが、2005年に閉鎖されている。
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