海岸災害復旧工事・砂浜再生事業
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/10 07:42 UTC 版)
「高田松原」の記事における「海岸災害復旧工事・砂浜再生事業」の解説
2013年3月から大船渡土木センターによる海岸災害復旧工事が始まった。防潮堤として広田湾側に第一線堤(延長1,903メートル、高さ海抜3メートル、震災前:高さ海抜3メートル)、古川沼側に第二線堤(延長2,023メートル、高さ海抜12.5メートル、震災前:高さ海抜5.5メートル)が建設された。浜田川河口には水門が新たに建設され、津波で被害を受けた人工リーフも1,200メートルに渡って復旧された。2016年12月をもって完成。 海岸砂浜再生事業も2016年から始まった。松原の砂浜は気仙川から流れてきた土砂が堆積してできたものだが、自然の堆積による回復を待つと数百年かかると推定されたためである。砂浜は1,750メートルにわたって再生する計画となり、2015年に試験的に200メートルが施工され、2017年にさらに800メートル延長、2019年に完了した。 2021年にはシャワー室やトイレなど付帯設備の整備を実施、同年4月に砂浜を一般開放し、7月17日に海開きを実施。震災以来11年ぶりの海開きとなった。
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