海外への進出とLVMHグループ入り(1950年代〜現在)
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「ロエベ」の記事における「海外への進出とLVMHグループ入り(1950年代〜現在)」の解説
エンリケ・ロエベ・ナッペは、マドリードとバルセロナにそれぞれ拠点を構えて事業を展開するようになった。1965年からは、ロエベ・ナッペの息子エンリケ・ロエベ・リンチが事業に参画し、婦人向けの新ブランドウィメンズ・プレタポルテを開始、最初のデザイナーとしてカール・ラガーフェルドやラウラ・ビアジョッティを迎えた。1970年代には海外進出も始めた。 1990年代からはコレクションのデザインをナルシソ・ロドリゲスが手掛け、現在は、ホセ・エンリケ・オナ・セルファがクリエイティヴ・ディレクターを務めている。また1983年からは、ホセ・ルイス・トリビオがデザインを手掛ける(現在はフランシスコ・ポコービが手掛ける)紳士向けのメンズ・プレタポルテを展開、1987年には初の紳士物専門ブティックがマドリードにオープンした。 1985年12月にはルイ・ヴィトンと販売契約を締結した。1989年にはフランス・パリのアヴェニュー・モンテーニュに海外初のブティックをオープンし、その後も世界の主要都市でブティックを展開するようになった。 1996年には、ルイ・ヴィトンなどの多数の高級ブランドを抱えるコングロマリットLVMHグループの傘下に入り、レザー製品とプレタポルテの2分野を中心に事業展開を進めている。 2014年、クリエイティブ・ディレクターにジョナサン・アンダーソンが就任。主にバッグ・財布類に描かれている、Lを4個組み合わせたブランドロゴのビジュアルが手直しされ、一部商品のテイストの刷新が行われた。6月、同じLVMHグループのブランドとともに入居している表参道ONEビルの表参道店をリニューアルオープンした。
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