海上自衛隊の幹部候補生等の区分
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/11 14:58 UTC 版)
「幹部候補生 (自衛隊)」の記事における「海上自衛隊の幹部候補生等の区分」の解説
現在では区分ごとに3つの学生隊に分けられる。 第1学生隊一般幹部候補生課程(1課程)= 防衛大学校卒業者(教育期間は約1年間) 一般幹部候補生課程(2課程)= 一般大学卒業者等の他、技術幹部候補生及び薬剤科幹部候補生(教育期間は約1年間) 医科歯科看護科幹部候補生課程 = 防衛医科大学校及び歯学部卒業者の医科幹部候補生及び歯科幹部候補生、看護科幹部候補生(教育期間は約2か月) 公募幹部課程学生 = 技術海上幹部採用者(教育期間は約2か月) 第2学生隊飛行幹部候補生 = 航空学生(海上要員)として入隊し、飛行教育を受け航空徽章(ウィングマーク)を取得した者(教育期間は約6か月) 一般幹部候補生(部内課程)= 部隊等で勤務している海曹の中から選抜された者(教育期間は約9か月) 第3学生隊幹部予定者課程 = 准海尉及び海曹長の中から選抜された者(教育期間は約4か月) 1953年(昭和28年)5月、15名の一般大学出身者が第1期一般幹部候補生として横須賀田浦の術科学校に入校し、幹部候補生教育がスタートした。 当初第2期、3期幹候のように、同一年間に2クラスが卒業することもあった。また現在と異なり、4期幹候のように、一般大学・海上保安大学校出身者と部内海曹出身者が同一クラスで教育を受けることもあった。 江田島における幹部候補生教育は1956年(昭和31年)1月に第4期、5期幹候が田浦から江田島に移動して開始された。 1957年(昭和32年)4月、防衛大学校第1期生が海上自衛隊幹部候補生学校(海自幹候校)に第8期一般幹部候補生として入校した。
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