海上災害防止センター
【英】: japan maritime disaster prevention center
海洋汚染および海上災害の防止に関する法律に基づき「海上災害の発生および拡大の防止のための措置を実施する業務を行うとともに、海上防災のための措置に必要な船舶、機械器具および資材の保有、海上防災のための措置に関する訓練等の業務を行うことにより、国民の生命、身体および財産の保護に資すること」を目的として 1976 年(昭和 51 年)10 月に設立された、運輸大臣の認可法人をいう(海洋汚染および海上災害の防止に関する法律第 42 条の 13 抜粋)。 |

海上災害防止センター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/02 10:08 UTC 版)

一般財団法人海上災害防止センター(かいじょうさいがいぼうしセンター、Maritime Disaster Prevention Center、略称:MDPC)は、海洋汚染等及び海上災害の防止に関する法律(昭和45年法律第136号)第42条の13第1項に基づいて、海上保安庁長官の指定する指定海上防災機関である。
概要
主に、海難事故時の防災処置、消防や巡回、防災用機材の提供、海上火災の訓練実施、各種調査研究などを行っている。
そのほか、神戸市に西日本支所、北九州市に九州支所、横須賀市に研修所、東京湾にある第二海堡に消防演習場を有する。
歴史
- 1972年5月 - 財団法人海上保安協会内に海上消防委員会が設立され、1974年12月に財団法人海上防災センターとして独立。
- 1976年10月 - 認可法人となり、海上災害防止センターに名称を変更する。
- 2003年10月 - 独立行政法人海上災害防止センターとなる。
- 2004年 - 本部が横浜に移動した。
- 2013年10月 - 独立行政法人海上災害防止センターは解散し、一切の権利及び義務を一般財団法人海上災害防止センターが継承する。
脚注
- ^ “海上災害防止センター、人事異動”. 日本海事新聞 (日本海事新聞社). (2023年10月4日) 2024年2月29日閲覧。
外部リンク
固有名詞の分類
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