海上コンテナの鉄道輸送実証実験
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 15:39 UTC 版)
「本牧埠頭駅」の記事における「海上コンテナの鉄道輸送実証実験」の解説
横浜市港湾局・国土交通省関東地方整備局・国土交通省関東運輸局・横浜港メガターミナル・神奈川臨海鉄道で組織された「京浜港物流高度化推進協議会」では、以前から鉄道駅と港を効率的に利用した新しい物流サービスの実現を目指してきた。 これに先駆けて、2008年(平成20年)4月、横浜港本牧ふ頭BC突堤コンテナターミナルに隣接する当駅のC突堤側に、新たに海上コンテナ専用のコンテナホームを整備した上で、従来仙台港駅 - 横浜本牧駅間に設定されていた20両編成の海上コンテナ専用列車のうち、コンテナ車5両分の発着駅を当駅に変更。当時、列車は横浜本牧駅 - 本牧埠頭駅に1日1往復設定されており、当駅には火曜日 - 土曜日の朝方に仙台港駅からの到着があった。逆に仙台港駅への発送については、月曜日 - 金曜日の正午頃に設定されていた。これにより、当駅には新たに20 ft・40 ft海上コンテナに対応したリーチスタッカー1台が配備されたが、これは以前横浜本牧駅でトップリフターの予備機として使用していたものであった。 この実証実験は、2010年(平成22年)3月までの2年間行われる予定であったが、前述の通り海上コンテナ専用列車自体が廃止となってしまったため、実用化に至らないままこの輸送実験は終了している。
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