あ・びる【浴びる】
読み方:あびる
[動バ上一][文]あ・ぶ[バ上二]
1 上から注がれた物を身に受ける。
㋐水・湯などを勢いよくからだに受ける。「シャワーを—・びる」「ひと風呂—・びる」「—・びるほど酒を飲む」
㋑細かいものや光などを全体に受ける。「車の舞い上げた土ぼこりを—・びる」「砲火を—・びる」「夕日を—・びる」
2 (打撃となるような)ある行為を受ける。「強烈な一発を—・びて倒れる」
3 感情的な言葉や質問などを続けざまに受ける。「罵声(ばせい)を—・びる」「喝采(かっさい)を—・びる」「視線を—・びる」
[用法] あびる・かぶる——どちらも、水・ほこりなどを全身に受けることを表すが、「かぶる」のほうが頭からくまなく覆い尽くす意味合いが強い。◇「水を浴びる」「ひと風呂浴びる」は、からだをきれいにしたり、くつろぐことを目的にからだに水をかけたり湯に入ったりすることである。「水をかぶる」は水垢離(みずごり)のように頭から多量の水をかけることで、「稲が水をかぶる」は水中に没するという意に使われる。◇「日差しを浴びる」「非難を浴びる」とはいうが、「かぶる」とはいわない。「波をかぶる」「責任をかぶる」とはいうが、「浴びる」とはいわない。
「浴びる」の例文・使い方・用例・文例
- たくさんのカメラのフラッシュを浴びる
- 日光を心ゆくまで浴びる
- 大変な仕事のあとでひと風呂浴びると元気になるよ
- 低レベル放射線を浴びる
- 北朝鮮の核をめぐる問題が、世界の注目を浴びる
- それが一緒に光りのシャワーを浴びる
- 我が家のテントだけが燦々と太陽の光を浴びる
- 更衣所でシャワーを浴びる
- ビーチは日焼けするために、日光を浴びる人でぎっしりだった。
- そのマンドリン奏者は突然脚光を浴びるようになった。
- シャワーを浴びる。
- 賛辞と非難の両方を浴びる
- 集中砲火を浴びる
- 日本は再び世界から注目を浴びるようになった。
- 私は風呂に入らずシャワーを浴びる。
- 彼女は毎朝シャワーを浴びる。
- 彼は彼女にシャワーを浴びる際はシャワーカーテンを必ず閉めるように注意をした。
- 私の父は一日二回シャワーを浴びる。
- 私たちは冷たい視線を浴びる。
- 私たちはビールを浴びるほど飲む。
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