浅野キャンパス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/23 18:07 UTC 版)
「東京大学本郷地区キャンパス」の記事における「浅野キャンパス」の解説
使用学部 工学部(一部)、理学部(一部) 使用研究科 理学系研究科(一部)、工学系研究科(一部) 使用附属施設 情報基盤センター、低温センター、アイソトープ総合センター など 交通アクセス 根津駅・東大前駅より徒歩8分 浅野侯爵邸敷地に由来し「浅野地区」とも呼ばれる。1941年に新たに取得されたキャンパスである。第二次世界大戦後、急速に規模を拡大し本郷キャンパス内だけでは施設面積が不足していた工学部の施設が主に建設された。このキャンパスにある建物の多くは高度経済成長期に建設されたものであり、本郷地区キャンパスの他地区(本郷、弥生)のような歴史的建築はほとんどない。 現在、学部の施設としては、工学部9・10・12号館と理学部3号館がある。理学部3号館には天文学科・地球惑星物理学科・生物化学科が入っていたが、1997年より本郷キャンパスの理学部(新)1号館に順次移転が行われている。現在、天文学科・地球惑星物理学科は大部分が1号館に移転し、1号館東棟完成後は生物化学科も本郷キャンパスに移転される予定である。 また、弥生時代の名称由来となった弥生土器は浅野キャンパスの一角から出土しているという説があり、敷地内に碑が建てられている。 なお、茨城県東海村にある東京大学所有の高速中性子源炉「弥生」の名称は、浅野キャンパスに原子力工学関連の施設が多いことに由来する(浅野キャンパスの所在地名は弥生である)。
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