活動の先鋭化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 09:31 UTC 版)
チーム関西の結成後も関西地方における右派系市民活動の規模は拡大を続け、特に会員数を伸ばした在特会は2010年(平成22年)4月までに関西支部を2府4県ごとの支部へと再編している。 それに伴って街宣やデモの内容は次第に先鋭化していき、2009年(平成21年)12月の京都朝鮮学校公園占用抗議事件(以下「京都事件」と呼称)を皮切りに、翌2010年(平成22年)には朝鮮総連京都府本部不退去事件(3月)、大阪水曜デモ妨害事件(4月)、徳島県教組業務妨害事件(4月、以下「徳島事件」と呼称)、京都創価学会施設侵入事件(7月)と、後に刑事事件として取り上げられることになる過激な活動が立て続けに行われた。 この時期の活動の多くは在特会関西支部(および再編後の各府県支部)と主権会関西支部の主催・協賛下で行われていた。この両団体の関西地方におけるトップとナンバー2、すなわち川東大了(在特会関西支部長→同大阪支部長→同副会長)・西村斉(在特会関西支部会計→同京都支部長)・中谷辰一郎(主権会関西支部長)・荒巻靖彦(主権会関西支部事務局長)の4名は「四天王」と呼ばれ、活動の企画・実行に主導的な役割を果たした。
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