津島町公会堂時代(1935-1939)
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「津島市立図書館」の記事における「津島町公会堂時代(1935-1939)」の解説
天王川公園の堤防北側、南門前町には津島町公会堂があった。1935年(昭和10年)には津島町公会堂1階にあった商品館を廃止して、411円43銭の移転費で旧海部郡図書館の建物から移転した。公会堂全体の建築面積は109坪(360 m2)であり、図書館の館内面積は移転前の2倍以上となっている。 津島町立図書館時代には元津島町長の小島音三郎や元市江村長の江上定義が嘱託(事実上の館長)として図書館整備に努めている。小島は図書館内に津島町史編纂所を移設し、町史編纂の過程で収集した郷土資料を逐次図書館に移管した。小島は岡崎市立図書館や三重県の亀山町立図書館(現・亀山市立図書館)を視察し、また『図書分類目録』の原版を作成している。昭和初期の図書館利用者は1日平均約10人だった。
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