油圧
油圧
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油圧(ゆあつ 英: Hydraulic)あるいは油圧システム(ゆあつシステム)または油圧駆動システム(ゆあつくどうシステム、英: Hydraulic drive system)とは、液体(主に鉱物油)をエネルギーの伝達媒体とした駆動系のこと[注釈 1]。英語でhydraulicと示される通り、元々は水の分野から始まった原理であり、伝達媒体である流体や液体は油だけに限定されるわけではない。類似した圧力媒体の異なる圧力駆動システムには空圧や水・グリセリンを使用した機構がある。
注釈
出典
- ^ “油圧復活、耐衝撃性でモーターに逆襲 川崎重工・ブリヂストンがロボットに”. 日経クロステック (2020年6月1日). 2020年9月8日閲覧。
- ^ 玄相昊, 「油圧による柔軟で機動性の高い多脚ロボットの実現」『日本ロボット学会誌』 2019年 37巻 2号 p.150-155, doi:10.7210/jrsj.37.150
- ^ 鈴森康一, 「タフロボット用油圧アクチュエータ」『日本ロボット学会誌』 2019年 37巻 9号 p.829-834, , doi:10.7210/jrsj.37.829
- ^ 李湧権, 「電動モータと油圧システムの競演から協演へ」『電気学会誌』 2016年 136巻 6号 p.368-371, 電気学会, doi:10.1541/ieejjournal.136.368
- ^ 鈴森康一, 「次世代アクチュエータが切り拓く新しいロボティクス」『日本ロボット学会誌』 2015年 33巻 9号 p.656-659, , doi:10.7210/jrsj.33.656
- ^ ロボット向け電油アクチュエータの開発 - 川崎重工
- ^ “電動航空機におけるアクチュエータ技術(超電導応用研究会シンポジウム)”. 東京大学 (2020年12月15日). 2024年1月18日閲覧。
「油圧」の例文・使い方・用例・文例
- 油圧駆動のピストン
- 油圧を逃がす溝を掘る。
- 油圧器.
- 油圧ブレーキ.
- 油圧装置.
- 油圧起重機.
- 今のところ、伝達は頻繁に、油圧で、または、空圧によってされる
- ブレーキライニングが車輪の回転を遅らせるためにブレーキドラムに対して油圧で動かされるときの抑制
- 油圧ブレーキ
- ブレーキパッドにより摩擦が回転ディスクの両面に適応されている油圧ブレーキ
- ブレーキ片によって回るドラムの内部に摩擦が適用される油圧ブレーキ
- フット・ペダルを押すことにより操作される油圧ブレーキ
- 油圧系統による伝達
- 中で窮地に陥る人々に出口を提供するために、大破した車両に挿入され、てこでがれきをにかき分けるのに用いられる油圧ツール
- トルクを伝達し増幅させるコンバータ(特に油圧手段によって)
- 油圧によって動く機器
- 油圧を測定する計器
- 油圧装置に油を圧送するためのポンプ
- 油圧モーターという,加圧された油によって仕事を行う装置
- 油圧を利用したブレーキ
油圧と同じ種類の言葉
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