沖縄海岸国定公園
沖縄本島西岸の残波(ざんぱ)岬以北の海岸を主に、やんばる(山原)と呼ばれる北部山地の一部、及び本島の西約40kmにある慶良間(けらま)諸島の一部からなる。
本島北端の辺戸(へど)岬から万座毛(まんざもう)の断崖を経て恩納(おんな)海岸までは、隆起サンゴ礁の海岸と砂浜が交互に続き、一部にカルスト地形も見られる変化に富んだ亜熱帯景観が展開する。
本島北部の山地は、最高峰与那覇(よなは)岳が503mと高くはないが、スダジイを主とする深い自然林が広がる。ケナガネズミ、ノグチゲラ、ヤンバルクイナ、ヤンバルテナガコガネをはじめ、数多くの固有種や希少種の動物が生息する。慶良間諸島は渡嘉敷(とかしき)島、座間味(ざまみ)島など多くの島からなり、豊かなサンゴ礁と透明度を誇る海域はダイバーに人気が高い。また、ホエールウォッチングのスポットにもなっている。
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