沖縄の集団自決に関する小林よしのりとの論争
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「佐藤優 (作家)」の記事における「沖縄の集団自決に関する小林よしのりとの論争」の解説
佐藤は大田昌秀との対談(『徹底討論沖縄の未来』、2010年)で、沖縄戦での渡嘉敷島集団自決裁判については、大江健三郎が正しいと発言しており、山崎行太郎とともに「集団自決は日本軍にも責任がある」とする立場をとっている。 『ゴーマニズム宣言』において、小林よしのりが沖縄県の現状に対して連載したところ、佐藤からマスメディアを通じた批判が「一方的に行われた」として、小林が3ページに及ぶ佐藤への反駁をおこない、両者の間で論争が続いている。小林によれば、佐藤は『琉球新報』の連載で「沖縄は全体主義の島だ」と主張する一論客を非難。小林が編集長を務める雑誌『わしズム』の2007年秋号のタイトルにも『全体主義の島「沖縄」』とあったため、これが小林が一方的に自身への批判と捉えた理由とも考えられる。 佐藤は『SPA!』に「佐藤優のインテリジェンス職業相談」を寄稿し、「ラスプーチン」と「大林わるのり」という架空の相談者を登場させ、フィクションとしての体裁を整えた上で、反撃を行った。
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