江嶋家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/29 05:55 UTC 版)
「デザイナーベイビー (小説)」の記事における「江嶋家」の解説
江嶋 英恵(えじま はなえ) 28歳。夫が精子欠乏症で、不妊治療を受けた後に顕微受精で妊娠。プロテインC欠損症。脳梗塞で倒れショック状態に陥った時の酸素不足が原因で、胎児が脳室周囲白質軟化症と診断される。脳梗塞の後遺症で下肢に麻痺が残り、歩行練習をしようとした際に肺塞栓症になり急死する。 江嶋 敏幸(えじま としゆき) 英恵の夫。胎児が脳室周囲白質軟化症と診断され、生まれても脳性麻痺になる可能性が高いと宣告された時には、半狂乱となる。実は精子欠乏症。更に、体外受精で生まれた子供で、受精卵の取り違えの結果生まれた子供であった。 ノゾミ誘拐の主導役。病気を持った子供がほしくないのと、自分の父親の遺産目当てに胎児ごと英恵を殺し、不倫相手で共犯の川原も殺害。父の遺言状によって子供が居ないと遺産がもらえないため、HLGの卵子を買って優秀な子を誰かに産んでもらおうと考え、その資金欲しさにノゾミを誘拐した。子供の障害が判明した後に行った養子縁組説明会で出会った河窪に計画の片棒を担がせ、ノゾミを彼に渡した。 江嶋 昌幸(えじま まさゆき) 敏幸の異母兄。焼津にある食品加工会社の社長。 江嶋 杏子(えじま きょうこ) 昌幸の妻。長男・幸彦を白血病で亡くす。その後、第二子を妊娠するが、帝切創部妊娠が原因で子宮を摘出した。 江嶋 幸正(えじま ゆきまさ) 昌幸・敏幸の父。焼津で食品加工会社を立ち上げ、一代で財産を築き上げた。 江嶋 真穂(えじま まほ) 幸正の後妻。銀座のクラブのホステスだった。敏幸を体外受精で妊娠した。
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