江南市での事業
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 14:45 UTC 版)
津島ガスは2005年(平成17年)まで、津島市周辺に加えて尾張北部の江南市でも都市ガス供給事業を展開していた。 江南地区での事業は、市の発展を目的に江南市が誘致したもので、1957年(昭和32年)4月15日に開始した。以来津島ガスは江南地区で都市ガスを製造・供給していたが、原料の天然ガスへの転換を計画するにあたり、同地区の事業を東邦ガスに譲渡することとなった。東邦ガス側も津島ガス江南地区が自社供給区域に隣接することから受け入れを決定、2004年(平成16年)に両社の間で合意が成立した。2005年(平成17年)7月1日に事業譲渡は実施され、江南市への都市ガス供給事業は東邦ガスへ移管された。 ガス工場は江南市大間町新町に所在(北緯35度20分7.0秒 東経136度51分33.0秒 / 北緯35.335278度 東経136.859167度 / 35.335278; 136.859167)。1957年から石炭を主原料とする都市ガスの製造を開始、1965年(昭和40年)からは石油系の都市ガスの製造に転換した。工場は事業譲渡に伴い東邦ガス江南製造所となったが、天然ガス転換の完了により同年12月に操業を停止した。
※この「江南市での事業」の解説は、「津島ガス」の解説の一部です。
「江南市での事業」を含む「津島ガス」の記事については、「津島ガス」の概要を参照ください。
- 江南市での事業のページへのリンク