水槌ポンプとは? わかりやすく解説

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水槌ポンプ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/30 13:43 UTC 版)

水槌ポンプ(すいつい[1]ポンプ)または水撃ポンプ(hydraulic ram、hydram)は水力を動力源とするポンプ。ある「水頭(水圧)」と流量で水を取り入れ、より高い水頭とより少ない流量で水を出力する水圧変換装置として機能する。この装置は水撃作用の効果を利用し、ポンプに流入する水の一部が高い水圧を得て、元々の地点よりも高い位置に持ち上がるようにする。水槌ポンプは僻地で使われることがあり、低落差水力の源として、あるいは水を元の位置より高いところに移動させる手段として利用されている。水槌ポンプは汲み上げる水の運動エネルギーのみで動作するため、エネルギー供給インフラが整備されていない僻地でも使用可能である。


  1. ^ goo辞書「水槌」[1]
  2. ^ Whitehurst, John (1775). “Account of a Machine for Raising Water, executed at Oulton, in Cheshire, in 1772”. Philosophical Transactions of the Royal Society (London: Royal Society) 65: 277–279. http://www.bodley.ox.ac.uk/cgi-bin/ilej/image1.pl?item=page&seq=1&size=1&id=pt.1775.x.x.65.x.277. 
  3. ^ Green and Carter — About us: a brief history
  4. ^ AID Foundation 2007 Ashden Award”. 2008年7月9日閲覧。
  5. ^ Hanns Günther (Walter de Haas) (1931). In hundert Jahren. Kosmos 
  6. ^ Practical Answers: Hydraulic Ram Pumps


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