民主化、経済・文化の発展 ― 第二の黄金時代へ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 00:57 UTC 版)
「グダニスク」の記事における「民主化、経済・文化の発展 ― 第二の黄金時代へ」の解説
1980年代初め、ポーランドを民主化に導く「連帯」の指導によるグダニスク造船所労働者のストライキが行われ、こうした運動が1989年のポーランド民主化につながった。1990年には「連帯」指導者だったレフ・ヴァウェンサ(ワレサ)がポーランド大統領になった。2007年にはグダニスク出身の若き政治家ドナルド・トゥスクがポーランド首相となった。現在のグダニスクはポーランド最大の観光地の一つで、内外の多くの観光客でにぎわい、また主要貿易港の一つでもある。ポーランド北部の文化の中心地でもあり、一年を通じて多くの文化的催しが行われている。ポーランド市民が精密に復元したグダニスク旧市街はその文化的価値が認められ、ユネスコの世界遺産の暫定リストに載っており、そう遠くないうちに世界遺産として正式登録される見込みである。 2019年1月に当時市長であったパヴェウ・アダモヴィチ(Paweł Adamowicz)が暴漢に襲われて殺害される事件が起こり、暫定的に市長職の代行を務めていたアレクサンドラ・ドゥルキェヴィチ(Aleksandra Dulkiewicz)が選挙を経て正式に市長に就任した。
※この「民主化、経済・文化の発展 ― 第二の黄金時代へ」の解説は、「グダニスク」の解説の一部です。
「民主化、経済・文化の発展 ― 第二の黄金時代へ」を含む「グダニスク」の記事については、「グダニスク」の概要を参照ください。
- 民主化、経済文化の発展 ― 第二の黄金時代へのページへのリンク