民主党の指名候補者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/11 04:26 UTC 版)
「1936年アメリカ合衆国大統領選挙」の記事における「民主党の指名候補者」の解説
フランクリン・ルーズベルト、現職大統領、ニューヨーク州出身 ヘンリーS・ブレッキンリッジ、弁護士、ニューヨーク州出身 ルーズベルト大統領は同好の士以外には唯一人の対抗馬がいるだけだった。ニューヨーク州出身の反ニューディールを掲げる弁護士ヘンリーS・ブレッキンリッジが4州の予備選でルーズベルトに対抗して出馬した。民主党員の中でニューディールの人気を試そうというブレッキンリッジの試みは失敗し、大差で敗れた。ニュージャージー州では、ルーズベルトが候補者名簿に載っておらず、予備選でブレッキンリッジに敗れたものの、書き込み投票だけで19%を獲得した。ルーズベルトを支持する代議員候補者がニュージャージー州だけでなく他の州でも圧倒的に選出された。他の予備選を見ると、ブレッキンリッジが最も多く得票したのはメリーランド州の15%だった。全体的にはルーズベルトが予備選投票数の93%を獲得したのに対し、ブレッキンリッジは2%に過ぎなかった。 民主党全国大会はフィラデルフィアで開催された。代議員達は全会一致で現職大統領ルーズベルトを大統領候補に、やはり現職の副大統領ジョン・N・ガーナーを副大統領候補に指名した。ルーズベルトの要請により、南部に拒否権を与えていた3分の2ルールが撤廃された。 指名投票の結果(民主党、1936年)大統領副大統領フランクリン・ルーズベルト1100ジョン・N・ガーナー1100
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