死後の恋
作者夢野久作
収載図書ちくま文学の森 7 恐ろしい話
出版社筑摩書房
刊行年月1988.6
収載図書昭和ミステリー大全集 上巻
出版社新潮社
刊行年月1991.1
シリーズ名新潮文庫
収載図書新青年傑作選 第3巻 恐怖・ユーモア小説編 〔新装版〕
出版社立風書房
刊行年月1991.8
収載図書夢野久作全集 6
出版社筑摩書房
刊行年月1992.3
シリーズ名ちくま文庫
収載図書創作探偵小説選集 第4輯 〔復刻版〕
出版社春陽堂書店
刊行年月1994.4
収載図書死後の恋
出版社出版芸術社
刊行年月1995.2
シリーズ名ふしぎ文学館
収載図書あやかしの鼓―夢野久作怪奇幻想傑作選
出版社角川書店
刊行年月1998.4
シリーズ名角川ホラー文庫
収載図書魔の怪
出版社勉誠出版
刊行年月2002.11
シリーズ名べんせいライブラリー・ミステリーセレクション
死後の恋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/14 05:05 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動『死後の恋』(しごのこい)は、探偵小説作家夢野久作の短編小説。雑誌『新青年』の昭和3年(1928年)10月号に掲載された。
あらすじ
ロシア革命直後のウラジオストク。スウェツランスカヤ(ウラジオの銀座通り)の大通りをさまよう奇妙な風体の男。唐突に、誰ともなく通行人をつかまえては、『私の運命を決定(きめ)てください』と、ただならぬ言葉を皮切りに、数奇な体験を語り始める。彼が例えていわく「死後の恋」。それは美貌の少年兵との、奇妙な物語だった。
独白体形式
この作品は、一人の人物が延々と事件の顛末を明かしていく独白体による形式であり、久作はこの作品の他にも『悪魔祈祷書』『支那米の袋』『人間腸詰』など、独白体形式の作品をいくつも残している。
『瓶詰の地獄』『少女地獄』『押絵の奇蹟』などの作品に用いられた書簡体形式とともに、夢野作品ではこの2種類の手法が効果的に用いられていることが多い。
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