歴史的な注目点
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/26 07:28 UTC 版)
「クンブレス・アンド・トルテック・シーニック鉄道」の記事における「歴史的な注目点」の解説
こんにちのチャマは小さな村であるが、多くの鉄道ファンにとっては聖地とされている。チャマは、蒸気機関車の時代の鉄道がアメリカ合衆国でもっともよく残されている場所の1つである。扇形庫や倉庫、留置線などが改造されているが、それでもチャマのヤードは1960年かそれ以前の雰囲気を留めている。ヤードには、デンバー・アンド・リオグランデ鉄道以来この路線で使用されてきた本物の鉄道車両が止まっている。 クンブレス・アンド・トルテック・シーニック鉄道で使用されている機関車はすべて、以前のデンバー・アンド・リオグランデ鉄道向けに製造されたもので、すべて車軸配置2-8-2の「ミカド」型である。かつてジーン・オートリー (Gene Autry) が所有していたこともあるK-27型 (D&RGW 463) 463号機や、もともとボールドウィン・ロコモティブ・ワークスで1903年に標準軌用機関車として製造され、デンバー・アンド・リオグランデ・ウェスタン鉄道によりデンバーのバーナム工場で1928年から1930年にかけて狭軌に改造されたK-37型 (D&RGW K-37) などが配置されている。鉄道の運行を主に支えているのは伝統あるK-36型 (D&RGW K-36) で、ボールドウィン・ロコモティブ・ワークスにより1925年に製造されたものである。もっとも重要といえるのがK-36型487号機で、一番よく運行に使われている。
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