歴代統監
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/07 15:15 UTC 版)
初代・伊藤博文1905年12月21日就任 2代・曽禰荒助1909年6月14日就任 3代・寺内正毅1910年5月30日就任(兼任)、本務陸相 韓国統監は韓国に駐剳する軍(韓国守備軍)の司令官に対する指揮権を有していた(統監府及理事庁官制第四条)。そのため、文官の伊藤博文が就任して指揮権を持つことには現地司令官長谷川好道や元老山縣有朋が難色を示したが、明治39年(1906年)1月14日に明治天皇は参謀総長大山巖、陸軍大臣寺内正毅に自ら勅語を与えて伊藤の権限を認めた。これにより、大日本帝国憲法下で唯一文官が軍の指揮権を持つ職となった。なお、伊藤博文・曾禰荒助と文官の統監が2代続いた後は、朝鮮総督も含めていずれも武官が就任している。
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