正月・多客輸送
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 15:37 UTC 版)
かつては毎年1月になると、豊川稲荷への参拝客輸送のため、通常の急行のみのダイヤに加えて線内折り返しの普通と名古屋本線直通の特急が正月輸送として臨時運行されていた が、2005年度以降は運行されていない。 正月輸送がなくなった2006年以降数年間は、2005年1月29日改正で毎時2往復新設された線内折り返し普通(通常は6800系:2011年3月26日以降は6828F - 6839Fのワンマン対応車による2両運転)や急行(6両が基本だが日中の一部は4両で運転。ちなみに8両編成は豊川線に入れない)を正月輸送期間中に普通を4両に、急行を6両に増結することや通常は国府駅で急行に接続する線内折り返しの普通を特急に接続させることなどで、参拝客の輸送力を確保してきたが、現在は通常のダイヤで運行している。ワンマン運転の普通列車には、安全確保のためにドア扱い専任の乗務員が1名乗り込んでいる。 名鉄ハイキング開催時には線内折り返しの普通が4両で運転されることがある。 2013年11月9日、10日は豊川市で開催されるB-1グランプリ in 豊川にあわせ9時台から16時台まで線内折り返しの普通列車を増発し毎時6本の運転とすることで輸送力の増強を図った。両日は国府駅に快速特急豊橋行きが臨時停車し、特急豊橋行きと急行豊橋行きから普通豊川稲荷行きに接続するダイヤとし、9日は急行、準急が6両、線内折り返しの普通が4両で運転されていたが、予想を上回る来場者が詰め掛けた影響で輸送力が限界を超え、国府駅では乗り換えの客で大混雑となった。そのため、10日は線内折り返しの普通を6両にし、8時台の列車を増発する措置を取った。
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